noteに記事《〈ひとつ眼〉イメージについて:竹久夢二『山へよする』研究⑪》を公開

noteに記事《〈ひとつ眼〉イメージについて:竹久夢二『山へよする』研究⑪》を公開した。 2万字を超えた。分載すべきか迷ったが、まとまりを重視したいので、一括公開することにした。 『山へよする』表紙画の〈ひとつ眼〉イメージがどのような画像のコンテクストから生まれてきたかを考えた。 先行研究が充実しているので、異なった視角の提示がしやすいのは助かる。 フリーメーソンでも知られる「三角形…

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「佐藤春夫の美術愛」パンフレット32ページがダウンロ—ドできるぞ

「和歌山県立近代美術館ニュース」123号の宮本久宣氏の「佐藤春夫の版画愛」という記事を読んでいると、春の展示「佐藤春夫の美術愛」のパンフレット全32ページがダウンロードできると書いてある。ここ。 この記事そのものも興味深いが、美術館ニュース123号もダウンロードできる。ここ。 ダウンロードしたパンフレットは、画面で読めるが、セブイレで上質紙に印刷するのもありか。ちょっとお金はかかるけれども。…

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noteに記事《竹久夢二《青春譜》の評価》を公開

noteに記事《竹久夢二《青春譜》の評価》を公開した。 1971年に和歌山県立近代美術館で開催された竹久夢二展の図録に、河村幸次郎の「夢二の頃」という文章が載っていて、《青春譜》について興味深い記述がある。 それを紹介する内容。 ムンクとの比較、コレクター福島繁太郎の《青春譜》評価などを取り上げた。 なかに「洋書店、春陽堂」で夢二とよく顔を合わせたとある。出版社とは別の春陽堂だろうか…

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noteに記事《竹久夢二《SPRING》の絵葉書》を公開

noteに記事《竹久夢二《SPRING》の絵葉書》を公開した。 木版画《桃樹園》や絵画《青春譜》のもとになっている《SPRING》の絵葉書を入手した、その報告。 《SPRING》(左)と《青春譜》(右)の比較図をあげておこう。 ちょっと気になることに気がついた。 記事の最後に記しておいた。 〈ひとつ眼〉の研究の方は8000字を超えた。あと少しである。

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さかい利晶の杜、企画展「パリよりー与謝野晶子と寛の渡欧体験—」 

さかい利晶の杜で企画展「パリよりー与謝野晶子と寛の渡欧体験—」が9月7日まで開催されている。 政治と文学の雑誌『レ・ザナール』については、手元に本がなく、確認できないが、先行研究では、松村由利子氏が言及していたように思う。 晶子がインタビューに応じた号と、表紙に使われた写真の元版、それに寛の『渡欧日記』などが展示されるようだ。 写真と雑誌は、菊地英之氏がパリの古書フェアで見つけたものだとい…

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noteに記事《『山へよする』第四版を入手》を公開

noteに記事《『山へよする』第四版を入手》を公開した。 先日、初版を入手したばかりだが、同じくヤフオクで『山へよする』第4版を入手した。こうなると、コンプリートしようなどという大望が頭をもたげてくるが、やめておこう。 巻末の最後の多色木版《果実篇》を、初版と比較してみた。なかなかおもしろい。バレン跡から、摺師の個性のちがいが読みとれる。 発行は9版まで確認したが、500部ずつ増刷したとし…

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noteに記事《〈一つ目〉について考える(予告編):竹久夢二『山へよする』研究番外編》を公開

noteに記事《〈一つ目〉について考える(予告編):竹久夢二『山へよする』研究番外編》を公開した。 本編の進行が遅れているので、予告編を書いた。 『山へよする』表紙画の〈一つ目〉イメージの影響事例を取り上げた。 抒情小曲といっても本家の北原白秋『思ひ出』収録の「断章」や室生犀星の『抒情小曲集』とは別に、大正末年から昭和にかけて少女詩集としての小曲集が流行し、交蘭社などからたくさん刊行された…

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noteに記事《絵葉書の印刷:「平和紀念絵葉書」の場合》を公開

noteに記事《絵葉書の印刷:「平和紀念絵葉書」の場合》を公開した。 樋畑雪湖の『日本絵葉書史潮』には、彼が逓信省勤務時代にたずさわった紀念絵葉書の制作事情についての詳しい記述がある。 今回は、第一次世界大戦の終結に際して出された「平和紀念絵葉書」のセットを入手したので、その制作事情を拡大図版を使いながら紹介した。 日本式木版と西洋式木版(木口木版)の2枚セットで、袋もある。 発行さ…

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noteに新記事《ビアズリーの繊毛:竹久夢二『山へよする』研究⑩》を公開

noteに新記事《ビアズリーの繊毛:竹久夢二『山へよする』研究⑩》を公開した。 今回は、木版画《桃樹園》の繊毛のような輪郭線についてとりあげた。 このことについては、関川左木夫に指摘があり、その追い検証をしたことになるが、拡大図版を撮ってみると、繊毛も一様ではないことがわかった。 また、レイン社版の『サロメ』英語訳第2版の図版を使うことができた。 竹久夢二がこの繊毛表現を錦絵木版…

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