noteに新記事《ビアズリーの繊毛:竹久夢二『山へよする』研究⑩》を公開

noteに新記事《ビアズリーの繊毛:竹久夢二『山へよする』研究⑩》を公開した。 今回は、木版画《桃樹園》の繊毛のような輪郭線についてとりあげた。 このことについては、関川左木夫に指摘があり、その追い検証をしたことになるが、拡大図版を撮ってみると、繊毛も一様ではないことがわかった。 また、レイン社版の『サロメ』英語訳第2版の図版を使うことができた。 竹久夢二がこの繊毛表現を錦絵木版…

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noteに記事《与謝野鉄幹・与謝野晶子共著の詩文集『毒草』(下):〈この絵は版画です〉》を公開

noteに記事《与謝野鉄幹・与謝野晶子共著の詩文集『毒草』(下):〈この絵は版画です〉》を公開した。 (上)を発表してから、間を置かずに公開できた。 木版画には、彫り残し(「跟」という)が残されている場合がある。それはなぜか、考えてみた。 図版は『毒草』の挿絵《夜》。 創作版画に近いラフな彫り方だ。このことは『画文共鳴 『みだれ髪』から『月に吠えるへ』という本で少し書いた。 その時…

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noteに記事《与謝野鉄幹・与謝野晶子共著の詩文集『毒草』(上):サビ彫りについて》を公開

noteに記事《与謝野鉄幹・与謝野晶子共著の詩文集『毒草』(上):サビ彫りについて》を公開した。 『毒草』の挿絵(藤島武二画、伊上凡骨彫)のいわゆるサビ彫りの技法が使われている作品について紹介。『画文共鳴』(2008年)でやったことの紹介であるが、錦絵でもサビ彫りが行われていたという論文を見つけたのでそれを補足した。 noteのよいところは、カラー図版をたくさん使えることだ。 いつもの…

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noteに記事《木版画《桃樹園》が象徴するもの:竹久夢二『山へよする』研究⑨》を公開

noteに記事《木版画《桃樹園》が象徴するもの:竹久夢二『山へよする』研究⑨》を公開した。 《アダムとイブ:竹久夢二『山へよする』研究⑥》の続編で、口絵の木版画《桃樹園(とうじゅえん)》の象徴性について考えた。 2週前に原稿はできていたが、思うところあって、書き直した。 竹久の『山によする』と萩原朔太郎の『月に吠える』に関連があるか、ずっと考えてみたいと思っていて、今回の記事はその問いへの…

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noteに《木版もいろいろ:『明星』第14号、藤島武二《星夜》》を公開

noteに《木版もいろいろ:『明星』第14号、藤島武二《星夜》》を公開した。 今回は、木版の複製版について、藤島武二が版下絵を描いた2作品の画像を示しながら紹介した。 おもしろかったのは、肉眼では、木版よりも石版に近く見えるのだが、拡大して見ると、木版の特徴が現れるのである。 おそらく複製版は電鋳版で作成されたと思われるが、かなり微細な部分まで複製可能であったことが推測される。 図版は、…

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noteに記事《裸体画に腰巻:『明星』第17号の写真図版》を公開

noteに記事《裸体画に腰巻:『明星』第17号の写真図版》を公開した。 『明星』を整理していると、白馬会第6回展覧会の黒田清輝の《裸体婦人像》に腰巻がかけられている写真が17号に掲載されているのに気がついた。 復刻版の図版と比べてみた。 スタート直後の『明星』の写真網版は劣悪だったが、明治34年に入ると改善された。 各種展覧会の展示風景の写真、絵葉書などはどの程度残っているのであろう…

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noteに記事《『柳屋』第25号表紙画、普門暁の《未来派模様》:《包紙画の衝撃:竹久夢二『山へよする』研究②》ヘの補足》を公開

noteに記事《『柳屋』第25号表紙画、普門暁の《未来派模様》:《包紙画の衝撃:竹久夢二『山へよする』研究②》ヘの補足》を公開した。 先日入手した『柳屋』第25号の、普門暁の表紙画《未来派模様》について紹介した。 やはりオリジナルの画像は貴重だ。いろいろ刺激がある。 オリジナルで、『山へよする』包紙画と比較してみたかった。 *上:竹久夢二『山へよする』包紙画 (大正10年9月20日第…

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noteに記事《『明星』の木版:岡野栄《風景》》を公開

noteに記事《『明星』の木版:岡野栄《風景》》を公開した。 時間をかけて集めたオリジナル第一次『明星』に掲載された木版画を紹介するシリーズの1つ。 岡野栄は、白馬会では地味な作家で、あまり知られていないが、コマ絵でも活躍していた。 『明星』午歳第10号掲載の《風景》を取り上げた。 拡大図を使って、彫りの技法にせまった。 ご一読たまわればありがたい。

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