田中恭吉日記注釈作業について 2024年09月07日 田中恭吉 これまで作業してきた、版画家田中恭吉の青春時代の日記の翻刻、注釈を、調整作業を残してほぼ終えることができたので、報告しておきたい。 ブログ記事にするのは、これまで、自分の励みになるように、作業の進行について折にふれて注釈日誌として公開してきた経過から、そのまとめを記しておきたいと思うからである。 1 ほぼ、注釈作業を終えて 本ブログに「田中恭吉注釈日誌」というカテゴリーを新設して、注釈…続きを読む
注釈日誌 『原稿用紙』ほぼ終わる 2024年05月26日 田中恭吉 和歌山出身の創作版画家、田中恭吉の日記の翻刻、注釈作業のメモ。*田中恭吉については、和歌山県立近代美術館の《コレクション展 2022-春夏 特集:生誕130年 田中恭吉》の紹介記事を参照。 さてようやく『原稿用紙』の翻刻を終えた。簡単な注もつけた。『原稿用紙』とは、原稿用紙を使って、1913年10月〜11月の喀血後の北豊島の借家での養生期間の記録が残されている。やはり、原稿用紙のままでは、通読…続きを読む
注釈日誌&古本日記 『『生活と芸術』解説・事項索引』 2024年05月22日 田中恭吉 和歌山出身の創作版画家、田中恭吉の日記の翻刻、注釈作業のメモ。*田中恭吉については、和歌山県立近代美術館の《コレクション展 2022-春夏 特集:生誕130年 田中恭吉》の紹介記事を参照。 『原稿用紙』の翻刻が2万字を超えた。注釈は最低限にしているので、ほとんどが本文である。 市販の日記と違って、字数が多く、たてよこ方向を変えて書いているところもあり、なかなか骨が折れる。 大熊信行の短歌が…続きを読む
注釈日誌 ヘッダが言った 2024年05月12日 田中恭吉 和歌山出身の創作版画家、田中恭吉の日記の翻刻、注釈作業のメモ。*田中恭吉については、和歌山県立近代美術館の《コレクション展 2022-春夏 特集:生誕130年 田中恭吉》の紹介記事を参照。 「原稿用紙」と呼ばれる資料にとりかかっている。1913年10月5日、四谷見附橋の開橋式に行った日の夜、田中恭吉は喀血する。 「原稿用紙」は、心象の記録の後、10月24日の日付が入った記述から始まっている。…続きを読む
注釈日誌 「原稿用紙」にとりかかる 2024年05月03日 田中恭吉 ◇1ヶ月以上、休止してしまったが、先日少し再開してみた。 和歌山出身の創作版画家、田中恭吉の日記の翻刻、注釈作業のメモ。*田中恭吉については、和歌山県立近代美術館の《コレクション展 2022-春夏 特集:生誕130年 田中恭吉》の紹介記事を参照。 「原稿用紙」とは、原稿用紙を使って、1913年の日記が記されている資料。 まず、大日本図書、石川戯庵訳の『ルッソー懺悔録』を大槻憲二から借りて読…続きを読む
注釈日誌 「恭吉記録」 2024年03月21日 田中恭吉 和歌山出身の創作版画家、田中恭吉の日記の翻刻、注釈作業のメモ。*田中恭吉については、和歌山県立近代美術館の《生誕120年記念 田中恭吉展》の紹介記事を参照。 さて、1910年日記のやり直しを終えて、雑記帳メモ類にまじりこんでいる日記的記述を抽出する作業に入っている。 まず『雑記帳』と呼ばれているのは、博文館の明治三十一年当用日記に、短歌や詩や小説めいたものの創作ノートが書き込まれたものだ。明…続きを読む
注釈日誌 漢和辞典は大事だ 2024年03月12日 田中恭吉 和歌山出身の創作版画家、田中恭吉の日記の翻刻、注釈作業のメモ。*田中恭吉については、和歌山県立近代美術館の《生誕120年記念 田中恭吉展》の紹介記事を参照。 1910年日記の最終手直し。判読できない文字の再確認。今日終われるかと思ったが、5月末まで、判読不能の記述を確認。いくつか読めた。 「服」にしか見えないが、28インチモニターで見つめていると「眼」だと読めた。 「扣所」というのが時々出…続きを読む
注釈日誌 明治43年第4回文展 2024年03月11日 田中恭吉 和歌山出身の創作版画家、田中恭吉の日記の翻刻、注釈作業のメモ。 *田中恭吉については、和歌山県立近代美術館の《生誕120年記念 田中恭吉展》の紹介記事を参照。 1910年日記の手直し。11月に上野竹の台に第4回文展を見に行っていて、よかった作品名を列記しているところがある。 資料を送っていただいたので、作品の図版を見ながら、補っていく。略歴と、作品の内容を簡単に紹介する。 複数の辞典、図…続きを読む
注釈日誌 1913年日記が残っていた 2024年03月06日 田中恭吉 和歌山出身の創作版画家、田中恭吉の日記の翻刻、注釈作業のメモ。 先日、ゴールテープを切ったと書いたが、断片、創作ノートの中に1913(大正2)年の日記が含まれていることがわかった。 再び、グラブをかまえてファイティングポーズである。 いまは、1910年日記のやりなおしが終わりつつある。過去の作業の途中で国会デジコレがよくなったので、もう一度見直している。 1910年の第4回文展で、よかっ…続きを読む
注釈日誌 地図のあつかい 2024年02月14日 田中恭吉 和歌山出身の創作版画家、田中恭吉の日記の翻刻、注釈作業のメモ。*田中恭吉については、和歌山県立近代美術館の《生誕120年記念 田中恭吉展》の紹介記事が簡にして要を得ている。 国立国会図書館デジタルコレクションにあがっている地図をダウンロードして印刷すると、どうしてもピントが甘くなる。 拡大するとよけいにそうだ。 そこで、28インチモニターを、注釈作業をしているところに運ぶ。電気代節約のため…続きを読む