古本、新本日記 洋書2冊届く

注文していた洋書2冊届く。 ほぼ2冊が同時にとどいた。 左のOxford Dictionary of Christian Art & Architectureは分厚くて654ページ。2013年の第2版である。邦訳は2013年刊なので、第1版であろう。だから英語版第2版を持つのは意味がある。残念ながら図版はない。さっそく、書きもの関連の項目を引いてみる。+2.0の老眼鏡がいる。封筒…

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日比野啓氏講演「曾我廼家五郎と戦前の文化状況:『松本学日記』をもとに」

オタさんのXで、日比野啓氏講演「曾我廼家五郎と戦前の文化状況:『松本学日記』をもとに」が紹介してあったので、さっそく視聴してみた。 解説を引用しておこう。 元内務省幹部で貴族院議員だった松本学の日記を手がかりに、戦時下においてエリート官僚たちが「文化工作」を通じて戦意の高揚や国威の発揚を図り、喜劇王・曾我廼家五郎をはじめとする演劇・芸能関係者に積極的に働きかけた実態を明らかにします。ただしそ…

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夏金の肉筆絵葉書が

「夏金」(夏目漱石)が橋口貢(橋口五葉の兄)らに宛てた肉筆絵葉書がヤフオクに数通出ている。 すでに知られているものかどうかは未確認。明日締切。 〔付記〕2025/08/31今見たら、7日後締切で、橋口貢宛の絵葉書が追加されている。猫の絵や西洋人母子像であるが、いずれも味わい深い。とくに、黒白、青目の猫がとてもよいと思った。

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OCR機能をさがす

一太郎PadのOCR機能のサービスが終了してから、次を何にするか迷っている。 iPhoneの写真機能についているおまけをいまのところ使っている。旧仮名や旧字に弱いところが課題だ。 カムスキャナーというアプリのプレミアムを無料体験で試すが、旧字も読みとれる。ただ、サブスクで初年度3500円、2年目からはⅠ万円超えである。 サブスクはこれ以上増やしたくない。 うーん、なやましい。 〔付記〕…

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作業日誌 〈ひとつ眼〉イメージ研究最終段階

『山へよする』研究の〈ひとつ眼〉イメージ論が1万2千字に達し詰めを残すのみになった。 あせって早く公表するより、十分に詰めの作業をすることにしたい。 キリスト教美術についてもう少し勉強しておくべきだったと実感した。遅いかもしれないが。 『オックスフォードキリスト教美術・建築事典』の翻訳があることに気がついた。古書価は高い。古書でもあまり見かけない。 英語版は安価なのでこれは注文した。 …

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古本日記 久しぶりにAbe booksで買い物

久しぶりに、Abe booksで本を買った。 アルバート・ブロックのAlbert Bloch. Künstlerische und literarische Perspektiven: Artistic and Literary Perspectives (Art & Design) という本である。 アメリカの本屋とドイツの本屋で迷ったが、ドイツの本屋にした。時間をかけて、アメリカ…

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noteに記事《竹久夢二《SPRING》の絵葉書》を公開

noteに記事《竹久夢二《SPRING》の絵葉書》を公開した。 木版画《桃樹園》や絵画《青春譜》のもとになっている《SPRING》の絵葉書を入手した、その報告。 《SPRING》(左)と《青春譜》(右)の比較図をあげておこう。 ちょっと気になることに気がついた。 記事の最後に記しておいた。 〈ひとつ眼〉の研究の方は8000字を超えた。あと少しである。

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なぜ回答にウソの文献がふくまれるのか、AIに聞いてみた

AIに質問して、その答えにウソがまじることがある。学生たちのレポートに虚構の文献がふくまれていて、AIを使ったことがわかるというXのポストはたくさんある。 そこでAIに聞いてみることにした。尋ねる相手はGrokで、つい先刻聞いてみた。 問いと答えを紹介する。 問い「AIの回答に、存在しない文献や書物がまじっていることがあります。なぜそんなことが起きるのでしょう。」AIが回答に存在しない文献…

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さかい利晶の杜、企画展「パリよりー与謝野晶子と寛の渡欧体験—」 

さかい利晶の杜で企画展「パリよりー与謝野晶子と寛の渡欧体験—」が9月7日まで開催されている。 政治と文学の雑誌『レ・ザナール』については、手元に本がなく、確認できないが、先行研究では、松村由利子氏が言及していたように思う。 晶子がインタビューに応じた号と、表紙に使われた写真の元版、それに寛の『渡欧日記』などが展示されるようだ。 写真と雑誌は、菊地英之氏がパリの古書フェアで見つけたものだとい…

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作業日誌 AIさんの回答はそのまま使えない

ヨーロッパのある寺院の内装についてAI(ChatGPT)に尋ねたところ、よくできた答が返ってきて、図を要求するとそれも出てきた。 その図が、いかにもそれらしいが、ほんとうのところはどうか裏取りができない。 学生さんたちは、こうした回答をそのままレポートなどに使っているのだろう。 裏取りできるか、YouTubeを使ってみた。寺院の名を原語のまま入れて検索すると、たくさんのその寺院の動画が出て…

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作業日誌 ルドンを調べに

今日が盆前の最後の開館日なので、図書館へ。 めったに来ない路線のバスに間違って乗ってしまい、1時間ロスしてしまう。 きょうは、ルドンについて調べようと思って、4冊、759から取り出す。 時間は限られているが、速読で、要点はつかめる。なぜ眼球を描いたかは、いろいろ説があるようだ。 ルドン自身の文章を集めたみすずの『私自身に』が参考になる。昔読んだが忘れていた。「芸術家のうちあけ話」がよかっ…

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作業日誌 聖堂写真を見まくる

◎図書館へ。人が多いので何かと思うと、オープンキャンパスや学会が行われているようだ。 キャンパスは人が多いが、図書館はいつもどおり静か。時折高校生が親とともに見学にきている。 今日はまず、国書刊行会の竹久夢二のセノオ楽譜大全集から。 ひとつ眼表象のものをチェックして、コピーをとるものを決める。コピー機が新札に対応していないので、あぶないところだった。 次に、『ヨーロッパの聖堂』という大型…

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作業日誌 AIのあぶないところなど

『山へよする』の〈ひとつ眼〉表象について書き始める。高橋律子氏の先行研究(『竹久夢二 社会現象としての〈夢二式〉』など)が充実しているので、全部ノートをとった。それをもとに付加できる部分を考える。 画像について、AIに尋ねてみると。けっこうまとまった答が返ってくるが、それがすべて正しいかはわからない。 以前、清張原作、野村芳太郎監督の『砂の器』のキャストが知りたくてAIを使ったが、微妙に間違…

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作業日誌 図書館へ

◇久しぶりに図書館へ。4、5,6月は体調悪かったので、一件だけ。三人社の復刻版『台湾愛国婦人』を見にいった。別冊の総目次が配架されておらず、退館前に受付で聞いてみたが、土日はレファレンスがお休みでよくわからないということだった。 1909年、1910年まで調べる。挿絵、コマ絵が対象だが、そこまでは総目次には記されていないだろう。榊原蕉園、斎藤五百枝がよく出てくる。蕉園は四角ふたつにそれぞれ「蕉…

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noteに記事《『山へよする』第四版を入手》を公開

noteに記事《『山へよする』第四版を入手》を公開した。 先日、初版を入手したばかりだが、同じくヤフオクで『山へよする』第4版を入手した。こうなると、コンプリートしようなどという大望が頭をもたげてくるが、やめておこう。 巻末の最後の多色木版《果実篇》を、初版と比較してみた。なかなかおもしろい。バレン跡から、摺師の個性のちがいが読みとれる。 発行は9版まで確認したが、500部ずつ増刷したとし…

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