北斎とジャポニスム展

早起きして、上野の国立西洋美術館の「北斎とジャポニスム」展に向かう。ローソンでチケットを購入しておいたので、すぐ入場できた。観覧客は多い。入り口はパスして、奥の方から見る。ドガとの関係がおもしろい。略筆でパッと描く感じが、北斎と並べられると、親近性が考じられる。疲れると座って休んで、じっくり見た。ショップでは、英国の中産階級の女性がジャポニスムを積極的に受容したという研究書(粂和沙『美と大衆 ジ…

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古本日記 さんちか、からぶりの巻

 職場を出て、三宮さんちかへ。二巡したがなにもなし。というか、手にとったものは多いが、購入に至らず。 古本道の等級があがったのか。はたまた、お金がないだけか。 サンパルジュンクを見て、西北もまわって、手ぶらで帰宅。えらいぞ。

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古本日記 ツイン21にも茶色い本が、の巻

オタさんに遅れること数時間。ツイン21へ。茶色い本ばかりに目がいく。『紅葉句帳』明治44年4月、文禄堂書店。口絵も扉絵もあって、おもしろそう。もう一冊は、書誌研究懇話会編『全訂版全集叢書総覧』八木書店、昭和52年。 あとは、近藤ようこの古い単行本がまとめて出ていたので、所持していないものを拾う。しかし、なにが「いらん本」なのか、わからなくなってきた。

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古本日記 古本はじめは口笛文庫

 仕事やそのほかのことで、身動きとれず、おまけに体調も下向きで、1月から元気がないが、先日、寸暇をみつけて口笛文庫を訪ねた。 本が積み上げられた柱が何本もあるが、くずしてしまいそうで、じっくり見たことは少ない。ただ、他のお客さんが見ると、底にあったものが浮かび上がってくることがあり、今日はそれを見つけることができた。 まずは、久保田米僊の『女学全書 第七編 画法大意』(明治25年10月、博文館)…

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本本日記 帯に負けるの巻

 なぜ「本本」かというと、古本と新刊の両方について書くからである。 〇近くのBOで、2011年の『新漢語林』を600円で。スリップ入りで使用感がない。漢和辞典というのは、時々眺めてみるものだと思う。引例の漢文の口語訳がついているのだ。〇大塚英志の『まんがでわかるまんがの歴史』という本を近くのJ堂に買いに出かけたが、なかった。事前に検索して、店頭在庫ありとなっていたのだが。 仕方ないので、大塚英…

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9割できる!

 団扇女子の研究、ほぼ完成。 本文と注との照合作業を残すのみ。 公立機関に図版使用のことを照会、論文は無料らしい。よかった。 これから散歩に出よう。

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書きものはじめ

 恒例の行事をすませながら、年末より書きものをつづけている(なかみは団扇女子の研究)。 締切があさってなので、たいへんだ。 オムニ・アウトライナーで7割程度書いたたところで、ワードに出力。プリントアウトして、手書きで補筆していく。書き込みには、パーカーのローリング・ペンを使っている。 今日できるだけおしていって、明日は図版作成に持ち込みたい。

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古本日記 2017年古本納めの巻

 29日のこと。家事、書きものを切り上げて、大阪天満宮=南森町折り返しで恵美須町の文庫櫂に。注文していたものの受け取り。 先客お二人で話に花が咲いている。奥の棚も交代してもらってゆっくり見る。背文字が見えないので取り出すと、高濱虚子『鶏頭』の重版。ものすごくきれいだ。櫂さんもきれいな本が好きだという。勉強用なら崩れ本でもかまわないのだが、大切に保存されていた美しい古本は、やはり気持ちのよいものだ…

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あれとこれ ベンチの男の巻

 久しぶりに「あれとこれ」シリーズ。 下はアンリ・リヴィエールの『エッフェル塔36景』の複刻版から、《トロカデロ庭園から、秋》。 上は、山村誠一郎『見るにも習ふにもよい画集』(大正9年4月、岡本偉業館)。今日文庫櫂さんで教えてもらい購入したもの。大阪の出版社である。なかなか味のあるコマ絵である。 もうひとつおまけ。『夢二画集』(大正13年2月、若月書店)より。 ベンチと街灯と男という3要素。 …

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古本日記 墓参から歳末古書ノ市

 南天の実が鉄条網をこえてのびている。 昨日は墓参。ゆかりの者の顔も見て、帰途、通過点の梅田で阪神歳末古書ノ市をのぞく。 1000円以内と決めていたのだが、買うものもなく、ようやく最後にオヨヨ書林のところでビゴーの図録をみつける。800円。そうそう退散。

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新刊日記および古本日記 伊丹十三の新刊と『続写生文』

〇伊丹十三の単行本未収録エッセイ集『ぼくの伯父さん』がでるらしい。近くのJ堂の在庫確認するとあるようだ。散歩ついでに後で買いに行こう。 あれは何年だったか、ターミナル駅に雑誌『モノンクル』の大きい広告が出ていて、当時、働き始めていたわたしは、自分にはもう関係ないのだ、と急ぎ足で通り過ぎたことを思い出す。 大学教育の垢がついていない文章は、この人と中山千夏。その垢を落とせないわたしには、2人の文章…

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ふつうの日記

◇今秋の台風で破損した隔壁修理のため、外出できず、家で仕事をしていた。 もう10日以上古本屋へ行っていない。 修理の終了が微妙な時間であったので、阪神古書ノ市も文庫櫂さんもあきらめて書きものをする。といっても、書けないで呻吟する時間も長い。ワープロの時代、手書きの時代がなつかしい。多機能機のパソコンは、ついついネットに入ってしまう。 黒田清輝の《湖畔》のことを東文研の作品資料や図録類で調べる。研…

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気になるツイート 回覧雑誌『密室』の欠号発見か!?

 きのう、ぬりえ屋さんのツイートが「「月映」の前身「密室」の1冊が出てきたという話。幾らするのだろう?」となっていておどろく。ここ。オタさんもリツイートしている。  回覧雑誌『密室』は、田中恭吉、藤森静雄等が発行した回覧雑誌。恩地孝四郎は6号から参加。回覧雑誌は原稿をまとめて仲間内で回覧するものなので、原則一冊のみ。 ただ、第4号は見つかっていない。 ぬりえ屋さんがいうのは、この第4号のことか…

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近代書誌学のほうへ

 FF外からですが、《書物蔵》さんのところのリツイートを見て注文しました。 本のことをまったくわかっていない、ということがよくわかりました。 若干遅すぎるとも思いますが、勉強します。 ちょっと、ほぼ日文体をまねしてみました。  近代書誌学が足りない、と思っていました。
 本棚や、教室や、書店の隙間に、
あるいは、古本屋や、地球ぜんたいに。
 すいたおなかを満たすように、
近代書誌学というスープ…

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雑誌の漱石特集ふたつ

 『熱風』12月号が、特集「新宿区立漱石山房記念館開館記念 夏目漱石をめぐって 対談半藤一利×宮崎駿」。これは堂島アバンザのジュンク堂で無料でおいてあった記憶あり。  もうひとつは『APIED 30 』特集「101 夏目漱石」。700円。三月書房では扱っている。 藤井祐介「草野柴二とその時代」で、草野柴二が漱石門下の若杉(能勢)三郎であることを知った。モリエール全集で発禁をくらっている。ルービ…

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