オリジナル『明星』

2018/04/29 17:15
☆F書房さんの目録で注文して、オリジナル第1次『明星』を何冊か買った。前号の目録でも注文したが皆売り切れていた。今回は、目録が届いた日の夜にファックスで注文。1冊をのぞいてまにあった。 ☆第6号は、2冊目である。複刻版とすこし表紙の色合いが違うので、2冊目を購入した。表紙にすこし欠けはあるが、保存はいい状態なのでよかった。 一條成美の展示があったとき(ないか? でもあるかも)使えるといいが。 ☆これは、伊上凡骨(いがみ・ぼんこつ)の肖像。和田英作の筆。明治39年1月、午歳..

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牛乳乙女

2018/03/09 22:38
11日報告の文字資料できる。 最近は横書き。番号方式。文字資料と画像資料は分けている。 ATOKをかましたWordで、タテ2段組を開発して、画像も読み込んで、資料作成していたが、苦労の割に汎用性がないので、横書き、文字・画像分別方式にいきついた。 これが、一條成美の、『新声』デビュー作、《牛乳乙女》。佐藤義亮によれば、部数がふえたという。 背後の枠は、『若菜集』挿絵でさまざまに試みられている。これが絵であるという約束事を示す枠なのか。起源はさかのぼれるのだろうか。 輪郭線が明..

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『恋愛と文學』

2018/03/08 15:46
 11日の報告の準備。肩がはってきたので、図版撮影とレジュメ作成を交互に行う。 図版は、新潮社明治34年3月、『恋愛と文学』。『新潮社100年図書総目録』では、佐藤儀助編となっているが、広告で上田敏としたものを見た記憶がある。それがみつからない。この頃こういうことが多い。メモをとらないので、まぼろしの記憶になってしまうのだ。 表紙は山中古洞。この人は古手だが、感覚におもしろいものがある。 折り込み口絵は、一條成美。 これも雑誌初出があるはずだが、思い出せない。「成」が一條成美..

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切り抜き帖を買う(つづき)

2018/02/20 20:03
 右の風景。写真ではわからない感じはでている。サイン(「4」か「千」か)わからず。 左は夢二。犬はうまくない。明治41年というと、『春の巻』以前で、タッチが安定していない。 右の「ミドリ」は、略筆風だがだれかわからず。 上、作者分からず。 下、「ミドリ」、わからず。

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切り抜き帖を買う

2018/02/20 17:35
 3月の小さな報告のために、コマ絵の切り抜き帖を購入する。 ネット注文なので、どんなものが来るかは、当てものみたいなものである。 届いたものは、わら半紙を二つ折りしたものを閉じて、各頁、2〜3のコマ絵が貼ってある。 糊が腐食していないのはよかった。ただ、こどものいたずらか、塗り絵のように色鉛筆で色が入っているものが割合あって、これは少しガッカリした。 切り抜きは、印刷そのものがオリジナルであることがよい点で、出典が不明なのが悪い点である。 今回購入の切り抜き帳は、『女学世界』..

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官能的! グルーズと『三四郎』

2018/02/17 10:15
 漱石の『三四郎』に、美学の先生からグルーズの絵を教えられる場面がある。二、三日まえ三四郎は美学の教師からグルーズの絵を見せてもらった。その時美学の教師が、この人のかいた女の肖像はことごとくヴォラプチュアスな表情に富んでいると説明した。ヴォラプチュアス! 池の女のこの時の目つきを形容するにはこれよりほかに言葉がない。何か訴えている。艶なるあるものを訴えている。そうしてまさしく官能に訴えている。けれども官能の骨をとおして髄に徹する訴え方である。甘いものに堪えうる程度をこえて、激..

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