木版コマ絵の刷り

2017/03/06 17:49
 さて、木版コマ絵の刷りについて考えてみる。 岩切信一郎「印刷から見た夢二作品」(『夢二 1884−1934 アヴァンギャルドとしての抒情』展図録、2001年4月、町田市立国際版画美術館)の所説を紹介しよう。 岩切氏は、明治末期は、木版を原版とすることが多かったという。岩切氏は「夢二が挿絵画家としてデビューした明治末期は、まだ木版を原版として用いることの方が主流であった。後の大正年間になって活発化した、描いた描線の原図そのままを写真複写して陰版を作る(湿版法)写真亜鉛凸版より..

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